2022/02/19
2022/02/16
第40屆香港電影金像獎ノミネート発表!
第40屆香港電影金像獎のノミネートが2月16日に発表され、東京国際映画祭で上映された鄭保瑞(ソイ・チェン)監督の「智齒(リンボ)」が、作品、監督、脚本、主演男優、主演女優など最多14部門、次いで梁樂民(リョン・ロクマン)監督の「梅艷芳」が作品、監督、主演女優、新人ほかを含み12部門、李駿碩(ジュン・リー)監督の「濁水漂流」が作品、脚本、主演男優、助演男優×2、助演女優など11部們にノミネートされました。
昨年はコロナ渦で映画界も多大な影響を受け、延期となった金像獎は2年分の作品を対象にノミネート作品が選ばれましたが、かなりの激戦だったのではないでしょうか。
個人賞では主演男優賞で林家棟(ラム・カートン)が「手捲煙(手巻き煙草)」と「智齒(リンボ)」でダブルノミネート、最高齢の謝賢(パトリック・ツェ)や吳鎮宇(ン・ジャンユー)、梁仲恆(リャン・チュンハン)が並んでいます。
主演女優賞は大ベテラン鞏俐(コン・リー)と吳君如(サンドラ・ン)に、周秀娜(クリッシー・チャウ)、新鋭の王丹妮(ルイーズ・ウォン)と劉雅瑟(リウ・ヤーソー)がどんな闘いを見せるのか、興味深いですね。
また、アジア映画賞は、「月老」、「美國女孩(アメリカンガール)」、「消失的情人節(1秒先の彼女)」と、3作全て台湾映画となっています。
2022/02/14
2022/02/11
Podcast 日台合作映画『ホテルアイリス』のヒロイン陸夏(ルシア)インタビュー!
2月18日から新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋他で公開になる、日台合作映画『ホテルアイリス』のヒロイン陸夏(ルシア)のインタビューをPodcast配信しました。
オーディションについて、監督からの要求や役への向き合い方、主役の永瀬正敏さんについてほか色々聞いています。
(通訳は、池田リリィ西藍さん)
記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2022/02/post-aa73a2.html
音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp
★リンクは有り難いのですが、写真や記事、音声の転載は固くお断りします。
2022/02/10
日台合作映画『ホテルアイリス』のヒロイン陸夏(ルシア)インタビュー!
2月18日から新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋他で公開になる、日台合作映画『ホテルアイリス』のヒロイン陸夏(ルシア)にインタビューしました。
この映画は小川洋子の原作を奥原浩志監督が台湾と共同で映画化した作品で、2021年の大阪アジアン映画祭と高雄電影節で上映されました。
原作は少女と老人の究極のエロティシズムを描いていますが、本作は登場人物の年齢設定を変え、舞台を台湾の金門島にして展開、馬志翔(マー・ジーシアン)や李康生(リー・カンシェン)も出演しています。
ヒロインを演じた陸夏(ルシア)は本作が初の劇場用長編映画で、とても難しい役にチャレンジしています。
2022/02/09
第17回大阪アジアン映画祭オープニング&クロージング作品決定!
3月10日(木)から20日(日)に開催する、第17回大阪アジアン映画祭の、オープニング作品、クロージング作品が決定しました。
オープニング作品は、中国・日本・韓国合作『柳川』(監督:張律(チャン・リュル))、クロージング作品は、デンマーク・ノルウェー・日本合作『MISS OSAKA(原題)』(監督:ダニエル・デンシック (DanielDENCIK))と、くしくも外国人監督が日本を舞台に撮影した作品で開幕し、閉幕します。
そして、『柳川』には池松壮亮、中野良子、『MISS OSAKA(原題)』には南果歩、森山未來、阿部純子が重要な役で出演、いずれの作品も日本から実力派俳優が参加しています。
これまで大阪アジアン映画祭では、合作映画など映画制作・製作における国境を跨ぐ流れについて紹介してきましたが、そのことを象徴するような2作となりました。
オープニング作品『柳川』は3月10日(木)梅田ブルク 7 にて日本初上映、クロージング作品『MISSOSAKA(原題)』は、3月20日(日)ABC ホールにて日本初上映されます。
2022/02/08
台湾の春節映画紹介4〜学園ラブコメ『我吃了那男孩一整年的早餐』ヒット中!
ミセス シャツ 台湾で1月28日から公開になっている『我吃了那男孩一整年的早餐』は、現在興行収入3000万台湾元を超え、春節映画のトップを走っています。
本作は昨年台湾文化センターのオンライン上映&トークでも上映した『逆走♡ONE WAY LOVE(原題:可不可以,你也剛好喜歡我)』に続き、同じ製作会社が手がけた青春映画です。
前作は大学生のラブコメでしたが、今回は高校生の物語。
人気シンガーソングライター周興哲(エリック・チョウ)が映画初出演にして初主演、モンスター級新人女優として注目を集める李沐(リー・ムー)を中心に、宋柏緯(エディソン・ソン)や林鶴軒=大鶴(リン・ハーシュエン=ダーハー)などの人気の若手たちに加え、李霈瑜(パティ・リー)、林柏宏(リン・ボーホン)ら錚々たる人気スターが特別出演しています。
2022/01/31
第 17 回大阪アジアン映画祭開催概要、オンライン座・オープニング作品決定!
今年で 17 回目となる大阪アジアン映画祭の開催概要と、オンライン座・オープニング作品が発表されました。
今年は昨年に引き続き、例年のスクリーン上映に加え、過去に大阪アジアン映画祭で上映された作品を中心に、今こそ世界に知られるべき作品をピックアップし、「大阪アジアン・オンライン座」としてオンライ ン上映。
オープニング作品は山崎裕監督の『トルソ』に決定、全世界初のオンライン上映となります。
なお、実施プログラムについては、新型コロナウイルス感染症の影響等により中止または変更する場合があります。
最新情報は映画祭ウェブサイトにてご確認下さい。
※上映作品ラインナップ、上映スケジュール等については、2 月中旬よりテーラードカラーショートシャツ上で順次発表を予定。
2022/01/28
2022/01/27
台湾の春節映画紹介2〜『素還真』
台湾の春節映画紹介第二弾は、布袋戯の『素還真』です。
本作は、日本でも『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』シリーズで知られる霹靂が、2000年の『聖石傳説』、2015年の『古代ロボットの秘密(原題:奇人密碼-古羅布之謎)』に続く映画作品として制作したもの。
素還真というのは、1988年から今日に至るまで30年以上親しまれている「霹靂布袋戲」シリーズの主人公で、博識な策士でありながら武功も底知れぬという強いヒーローです。
シリーズ総話数は2500話以上に及びますが、その第一弾『霹靂金光』の第13集から登場したキャラクターで、今回の映画版では素還真の少年時代を描いた、いわゆる"エピソード・ワン"と言えるでしょう。